2023.02.02

アスリートの歯科治療

ハリマアルビオン
中野選手ご来院

こんにちは、
姫路スマイルデンタルオフィス松島です！

先日、当院に播磨を本拠地としているサッカーチーム【ASハリマアルビオン】の中野選手がご来院されました。（※ブログに書かせていただくことを許可いただきました）

美しさに磨きをかけて
より一層の活躍を

クリーニングとホワイトニングを希望されたので2日に分けて処置をさせていただきました。

非常に礼儀正しく愛想の良い女性で、

当院のある播磨地域のスポーツ選手ということで今後も応援していきたいと思います^^

ところで今回は中野選手が来られたことをきっかけに、スポーツをするアスリートと歯科治療という内容でお話ししようと思います。

今回はアスリートの中野選手に対してクリーニングとホワイトニングを行いましたが、当院ではスポーツの部活動をされている中学生・高校生の患者様に矯正治療を行うことも多いです。

アスリートの歯列矯正

スポーツをする上でもかみ合わせとの関係が示唆されるようになってきており、良い歯並びが良いパフォーマンスに繋がるという話もあります。

そのため近年、歯列矯正をおこなうアスリートが急増中です◎

アスリートにとってのメリット

✓　集中力アップ
✓　姿勢や体幹が安定する
✓　瞬発力アップ
✓　鼻呼吸しやすくなる　　などなど

歯並びが改善し、正しいかみ合わせになることで、さまざまなメリットを得ることができ、結果的にスポーツのパフォーマンスをあげることが可能です。

スポーツ中の口呼吸に要注意

スポーツをするのは非常に良いことで、健康面や体力面に大きくポジティブな影響をもたらしてくれると思います。運動習慣はぜひ持つべきだと思います。

ただその上で、歯科医師の目線から見ると注意点もあります。

それが口呼吸です。

僕自身小学生から大学までサッカーをやっていたのでわかるのですが、どうしても激しい運動をすると息が上がります。

息が上がると鼻での呼吸よりも口での呼吸の方が息がしやすいため、運動中は口呼吸になってしまうことも多いのではないかと思います。

もちろんそれに関しては仕方のないことなので、そのまま続けていただいて結構ですが、問題はそれが癖になって常に口呼吸を続けてしまうことです。

口呼吸 特にお子さんの時に口呼吸が常習化するのは非常にお口の環境を悪化させやすいです。

▼口呼吸をすると起こること▼

• 口から呼吸すると口の中が乾燥してプラークの付着が強固になる
• →虫歯や歯周病にかかるリスクが上がる
• 口呼吸により前歯の歯茎にメラニン色素が沈着しやすくなり黒くなる
• 鼻を通らず口から空気を吸いつづけると、ウイルスや細菌に感染するリスクが上がる
• 前歯を押さえつける唇が緩むので、出っ歯になりやすい
• →出っ歯になると唇が閉まりにくくなり、それを埋めるために唇が分厚くなる
• →唇を閉じようとするのに力が必要で、下顎の先端に梅干しのような皺ができる

少なく見積もっても以上のような問題が発生いたします。

そのためスポーツをしているお子さんがいる保護者の方には特に口呼吸は注意してほしいなと思います。

今はマスクで口元が分からないため気付けない。というお話もよく聞きます。

口呼吸は万病の元 この事をよくご理解ください。

歯列矯正で鼻呼吸しやすく

スポーツ時にはどうしても口呼吸になりやすくなりますが、歯列矯正で歯並びのアーチが広がることで、舌が正しい位置に維持しやすくなるため、鼻呼吸しやすい環境へと改善することができます◎

スポーツをする人には
マウスピース矯正がおすすめ

スポーツをしている患者さんの中には、口が切れるから部活している間は矯正ができないという方もいるのではないでしょうか？

僕の妻もその１人で、空手をやっているために学生時代の矯正は諦めざるを得なかったという話をしていました。

ワイヤーを張っての矯正治療だと、そういった制約が発生することもあるようです。

ただ今であればマウスピース矯正という手段が一般的になってきました。マウスピース矯正であればほとんど見た目にも変化なく、尖った機材を口の中に入れることなく治療ができるので、安全性も高いので、学校生活や部活動の妨げになる事なく治療が可能です。

今まで難しかった抜歯をしての治療にも対応できるようになってきています。

部活動などを理由に矯正治療が難しかった患者さんも安心して治療をしていくことができるようになりました^^

※スポーツマウスガードの装着が義務化されているスポーツの場合、マウスピース矯正は不向きのため、一度ご相談ください。

• PREV
• NEXT