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ブログ
2021.08.18
マウスピース矯正(インビザライン)オフィシャルコンテンツはこちらをどうぞ。
おはようございます。
姫路スマイルデンタルオフィスの院長松島です。
今日は以下のテーマでお話しします。
前回矯正治療の初診から治療開始までの流れをおはなししましたが、患者さんに説明している中で、そこで初めてマウスピース矯正に全体矯正と部分矯正があるという事を知る方も多いんですよね。
何となく、キレイラインなどの広告でマウスピース矯正は知っているけど、部分的な、そして簡単な治療にしか使えないんだろうなというイメージが非常に強い方が多いです。
でも実はインビザラインというマウスピース矯正であれば、全体矯正も部分的な矯正も可能です。
なので、今日はその全体矯正と部分矯正について違いをお話していこうと思います。
この内容はyoutubeでもお伝えしていますので、動画でみたいなという方はぜひそちらをご覧ください。
はい、では本題に参りましょう。
部分矯正と全体矯正、どちらが今見ていただいている方に向いているかというのは正直いろんな要素が絡んでくるので、実際にお口の状態を見て、分析させていただかなければ分かりませんが、それぞれの治療でどのような違いがあるかを今回は3つのポイントで説明いたします。
1.期間と保証
2.治せる歯並びの適応範囲
3.費用
この3つかなと思います。ではそれぞれ解説していきます。
インビザラインというのは上のような薄くて透明のマウスピースを使用して、これを1週間に1枚ずつ交換していきながら、歯を動かしていく治療です。
部分矯正(インビザラインGO)では最大20枚のマウスピースを使って治療を行います。そのためちゃんとルール通りにいけば1週間×20枚の20週間つまり5か月以内で治療が終わります。
ちなみにこの患者さんはこれが治療のBefore & After ですが、3か月で治療が終わったというケースも結構あります。やっぱり速くに終わるというのは魅力的ですよね。
それに対して全体矯正は多くの場合1年~2年程度かけて治療を行います。次の項目でもう少し詳しくお話ししますが、歯が出ているのを正して口元をひっこめたい場合、奥歯のかみ合わせが悪いのを修正するので、歯の移動量が大きくなり、その分時間がかかります。
治療の難易度によってさらに時間がかかることがありますが、その分大きな移動が可能で劇的な効果というのが期待できます。
こうしてみると短い部分矯正の方がメリット大きそうに見えますが、純粋にそうとは言えません。
というのも治療期間が長い分全体矯正の方が治療の自由度が高く、色々な事態に対応しやすいからです。
全体矯正(インビザライン)では治療期間が5年以内というように設定されており、その範囲であれば、マウスピースの作り直し、計画の修正というのが治療費用の範囲内で比較的自由に行うことができます。そのため難しい症例や成長期の患者さんに対して安心して使っていただけるというメリットがありまし、患者さんの細かい希望に対する修正や歯科医師目線での細やかな機能的な修正も行えます。
それに対して部分矯正(インビザラインGO)の場合には治療期間の設定が2年間で、費用をいただかずにできる修正が1回までで、それ以降は場合によっては追加費用をいただくことになるので、その部分の保証が少し弱いです。
基本的には最初のプランでうまく行くことも多いですし、2回以上の修正が必要なケースに出くわしたことはありませんが、やはり矯正後の後戻り等への対応も考えると、保証が長いのはメリットになりうるかなと思います。
つづいてが適応範囲の広さです。
まず私たちのクリニックに矯正相談に来られる方の大半が、上顎前突、もしくは叢生というものです。つまり前歯が出ていて気になるというものが、歯のがたつきが気になるということです。
ではこういった場合に歯のガタツキをどうやって治すかというと方法は大きく4つです。
1.歯列を広げる
2.歯を小さくする
3.歯の数を減らす
4.奥歯を後ろに動かしてスペースを作る
歯列を横に広げたり、前に出せば歯がきれいに入る可能性が高まりますし、歯をIPRという方法で少し(0.2~0.3mm程度)スライスして、わずかにスペースを作ってやることで今の歯の位置から変えなくてがたつきが減らせる可能性があります。
なので、部分矯正で治療を行おうとすると先ほどの3か月で治ったような患者さんであればそこまで歯を大きく出っ歯にせずにがたつきを治せるかもしれませんが、大きながたつきを持った人に無理やり部分矯正を施すと、全体が若干出っ歯になってしまうリスクがあります。
そのようなリスクがある患者さんの場合には、部分矯正では問題を解決できないので、全体矯正を行います。
全体矯正であれば、奥歯を含めて全体を後ろに動かして、口元をひっこめたり、途中にある歯を抜歯して、そのスペースを利用してがたつきを解消したり、奥歯のかみ合わせが悪い方でもそれを改善したり、ガミースマイルといって笑ったときに歯茎が見えるのを解消したり、色々な治療を行うことができます。
今後ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較という内容で記事を作ろうと思っていますが、ワイヤー矯正にできる治療はかなりの割合でマウスピース矯正でできるようになっています。なので、時間はかかりますが、理想的な口元を作っていくうえでは全体矯正をしていくメリットというのは結構あるかなと思っています。
では最後に皆様が最も気になる部分の一つですが、費用の違いです。
マウスピース矯正に限らず矯正治療というのは初期投資でお金のかかる治療です。
一般的に矯正治療というのは100万円かかるという風に言いますが、当クリニックでも全体矯正(インビザライン)の場合、それに近い費用が掛かります。
インビザラインの費用
・基本治療費用 82万5千円
・調整費用 5,500円/2か月に1度の費用
・(便宜抜歯費用) 5,500円/必要な場合1本あたり
基本的にはこのような料金になるので、ざっくり2年間の治療を想定すると税込みで90万円弱の価格になります。
それに対して部分矯正は
インビザラインGOの費用
・基本治療費用 44万円
・調整費用 5,500/1回あたり
というような感じで、合計50万円弱という形で半額程度になります。
なので部分矯正が適応になる場合には期間的にも費用的にも部分矯正のインビザラインGOの方がメリットも大きいので、状況に応じてそれぞれの方に対して向いている方をオススメさせていただいております。
そしてこれは今だけの情報ですが、キャンペーンで現在全体矯正も部分矯正も価格を抑えて治療を受けていただくことができます。
もしも今インビザラインに興味がある場合には、同じ内容を費用を抑えて治療受けていただけるので、ぜひこのタイミングで治療をスタートしていきましょう。
ご予約はネットから受け付けておりますのでぜひ相談から気軽にお越しください。
ということで今日は部分矯正と全体矯正の違いについてお話ししました。
今後も皆様にお役に立つ矯正や歯科治療に関する情報を発信しますので、見ていただけたら嬉しいです。
では今日はこれで終わります。
健やかにお過ごしください。
姫路スマイルデンタルオフィスの松島弘晃でした。
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