2021.08.25

マウスピース矯正のデメリット

こんにちは姫路スマイルデンタルオフィス院長の松島です。

マウスピース矯正(インビザライン)オフィシャルコンテンツはこちらをどうぞ。

今日は以下のテーマでお話します。

【マウスピース矯正のデメリット】

僕達のクリニックでは主にマウスピース 正確にはアライナーというんですが、そういったものを使用した矯正治療をするんですが、今までは基本的にマウスピース良いよ!見えないから、大人の方にも向いてるし、すごくいいということで良い面についてお話してきました。

ただもちろん物事には良い面もあれば悪い面もありますよね。なので今回はそこについてお話していこうと思います。

マウスピースが良いか、ワイヤーが良いか迷われてる方はぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。

このブログでは矯正治療や歯科についてのプチ情報を発信しています。今通われている歯医者では聞けないようなお話をしていきますので、興味ある方は是非チャンネル登録よろしくお願いします。

ではまず結論からいきましょう

ワイヤー矯正はメリットも大きいけど、患者さんに任せる治療になるので、意志力が必要になる。そして玉石混合な部分がデメリットになる。

僕はそう思います。

ではこれについて解説します。


はい、ではやっていきましょう。

矯正を検討されているだと、結構色々と調べられているんじゃないかと思いますが、最近だとマウスピース矯正というものが結構多くなってきますよね。

で、マウスピース矯正というと今かなり多くなってきていて、色んな種類のものもあるし、You Tubeとかネット記事で色んな情報が出てると思います。

正直、色んな情報がありすぎてよくわからなくなってしまうと思うので、今日はなるべく率直にマウスピース矯正のデメリットとなる部分についてお話します。

マウスピース矯正のデメリットは大きく分けて3つ

1.患者さんに任せる部分が大きい

2.苦手なケースもある

3.クリニック選びが難しい

このあたりかなと思います。

1.マウスピース矯正は患者さんに任せる部分が大きい

まず1つ目は患者さんに任せる部分が大きいということ。

矯正治療というのはだいたい2年くらいかかる治療で、その間ずーっと歯を動かしていくんですよね。

従来のワイヤー矯正であれば、ワイヤーを歯科医師がつけてしまえば基本的には患者さんには外せないので、それがデメリットでもあるんだけど、治療の観点のみから言うと必ず力をかけ続けられるというメリットにもなるんですよね。

これは大きいと思います。

僕自身もマウスピース矯正をしていましたが、ヤッパリ面倒に思うときもあります。

食事の度に外したり、その後歯磨きしてつけ直したり、ジュースとかも気軽に飲めないし、なれたら問題ないけど話しにくいし、見た目がほとんど気づかれないというメリットはあるんだけど、やはり矯正をする日常的な煩わしさというのはやっぱりあります。

その結果マウスピースをサボっちゃう人もいたりすると思いますし、歯科医師側からすると、それがわからないので、仮に治療がうまく行かなかったときに、患者さんを疑ってしまう部分もわずかながら出てきたりもしてしまうんですよね。

治療が計画通りに進まない場合、マウスピースの作り直し等で時間がかかったりするので、やっぱりおすすめした方法で、マウスピースをちゃんとつけてほしい。

その部分がちょっと苦手だなという人にとってはマウスピースはあまり向いてない治療になるかもしれません。

その部分を理解して、必要な装着時間を守ってもらえたらやっぱり素晴らしい治療にはなると思いますので、マウスピース矯正で、やるからには頑張ってつけてほしい!そう思います。

2.マウスピース矯正に苦手なケースもある

で、続いてが苦手なケースもあるということです。

以前の動画でマウスピース矯正はワイヤー矯正に苦手な歯の動かし方ができるので、歯を抜かずに治療するのが得意だとお話ししたんですかお話したんですが、逆に当然ワイヤー矯正のほうが得意な動かし方というのもあって、代表的なのは抜歯矯正。

これはワイヤー矯正の方が得意な分野なんですよね。

マウスピース矯正では、マウスピースが歯にぐっとはまり込む力と、歯の表面につけたアタッチメントというもの加える力を利用して、歯を動かすんですが、この方法だとワイヤーで動かすのに比べると歯全体を動かす力より、歯を傾ける力がかかりやすいんですよね。なので変な動かし方を計画すると抜歯矯正で理想通りに歯が動かないということが起こる事があります。

そのあたりは注意しないといけないですね。

もちろん今ではマウスピース矯正の材料の進化がものすごいので、ワイヤーにできてマウスピースにできないことはほとんどなくなったと言われているんですが、それでもなお、マウスピース、ワイヤーそれぞれの特性を理解しないといけないかなと思います。

3.マウスピース矯正のクリニック選びは難しい

はい、そして最後の項目ですが、マウスピース矯正というのは玉石混交なので、注意が必要ということです。

これはどういうことかというと、良いクリニックも悪いクリニックも、幅がものすごいということですね。

というのもマウスピース矯正というのは、今まで矯正専門医という専門家にしかできなかった治療をAIとかテクノロジーのちからを借りることで、大げさに言えば誰でも行えるようにしたものなんですよね。

極端に言えば、今までは一般治療しかしたことのないドクターでも簡単なやつなら1日のセミナーさえ受けてしまえば治療ができるようになります。

なので矯正やってるなと思って行っても、実は初心者だったということもあります。

このインビザラインというのはiTeroという機械を使って、スキャンさえしてしまえばAIが勝手にいい雰囲気のゴール設定をしてくれるので、矯正の経験のないドクターでもよし、じゃあこれでいこうという感じで機械任せにしてしまいやすい。

ものすごい簡単なケースであればそれでも十分なこともありますが、やはりAIは患者さんの細かい要望も齒を支える骨の情報も持っていないので、机上の空論のような感じになりやすいです。

今後良いマウスピース矯正のクリニック選びの方法については動画を作ろうとは思いますが、今回はどこやっても同じという訳ではないんではないよというのは頭に入れていておいていただけたらと思います。


はい、ということで今回はマウスピースのネガディブな側面についてお話しました。

逆を返せば、頑張ってマウスピースの着脱をしてもらえて、適切な歯科医院さえ選ぶことができればメリット大きい治療になると思います。

僕たちはマウスピース矯正良いなと思ってやっていますが、人によって当然向き不向きはありますので、皆様にとってワイヤー矯正がいいのか、マウスピース矯正がいいのか、選ぶ手助けになれば嬉しいです。

では今日はこれで終わります。
健やかにお過ごしください。
姫路スマイルデンタルオフィスでした。

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