2021.08.26

歯列矯正と痛みについて

こんにちは 姫路スマイルデンタルオフィス院長の松島(以下:松)です。
衛生士の弓倉(以下:弓 )です。

マウスピース矯正(インビザライン)オフィシャルコンテンツはこちらをどうぞ。

今日は対話形式で以下のテーマでお話しします。

矯正ってやっぱり痛いの?

松:矯正について色々と調べていると、価格とか期間とかがぱっと出てきますが、
もう少し調べていくと体験者の目線で出てくるのって

『矯正は痛い』ということですよね。

弓:そうですね。歯を動かすのって他に例えように無い痛みがあります

松:費用も高いし、見た目も悪いし、更に痛かったら嫌だな という風に思われるかもしれません。僕は歯科医師でもあるんですが、インビザラインの部分矯正も経験ずみというか今もしていますし、衛生士の弓倉はワイヤー矯正の経験者なので、痛みについて体験談をもとにお話していこうと思います。

矯正の痛みが気になって踏み切れない。そういう方はぜひ最後までご覧下さい。

姫路スマイルデンタルオフィス
Youtubeもやっています

このブログは矯正治療や歯科についてのプチ情報を発信しています。

今通われている歯医者では聞けないようなお話をしていきますので、興味ある方は是非チャンネル登録よろしくお願いします。

 

矯正は正直 痛い。でも痛みが軽くなる方法も出てきている。

松:ではまず結論からいきましょう。

矯正治療は 人にもよりますが正直『痛い』です。僕も痛みを感じていました。

でも実際にはマウスピース矯正になってから痛みの程度はだいぶマシになっていると思うのでそこは良い所かなと思います。痛みが原因で止めた方が良いようなレベルではなくなっているのでご安心ください。という感じです。
ではそれについて解説していきます。


松:はい、ではやっていきましょう!
今日は矯正と痛みという部分に関してです。この部分にもやっぱり関心がある人は多いと思います。

弓:そうですね。検索でも「矯正」って調べると予測で痛いって出てくるくらい気になっている人は多いです。

松:ぼくもこうしてブログとかYoutubeしているくらいですから、矯正をした人の体験談みたいな動画見るんですが、その中でやっぱり皆さんすごい痛みに関しては話されていて、多くの人が『1週間はご飯食べれない』とかそういうレベルで痛みがあったと言われています。

弓:私は当時小学生のときだったので痛くて泣きながらご飯食べてました。

松:これは確かにそうで、矯正というのはどんな方法にせよ歯に力を加えて行く治療法なので、多かれ少なかれ一旦炎症が起きています。その分痛みがおきます。

矯正で歯が動く原理

まずなぜ痛いかの前に歯が動く原理をまず説明すると、まず歯というのは歯茎に刺さっているように見えますが、実はその中で骨に埋まっていて、しかも直接骨に埋まっているわけではなく、歯根膜という組織を介して若干宙ぶらりんみたいな状態なんですよね。

そこに力をかけていくと、少しずつその歯根膜が骨を作り変えて行って、その結果歯の位置が動いていくということになります。

弓:なるほど。動かしたいところの骨を作り変えることで歯が動くのですね。急激に力がかかるから痛みはでるのは当たり前なんですね。

ワイヤー矯正の歯の動かし方

松:ワイヤー矯正にせよ、マウスピース矯正にせよ、その原理は同じなんですが、ワイヤー矯正というのは大体1か月に1度調整をして、ワイヤーを太くしたり、形を替えたり、少し縮めるような方向に力をかけて術者の思う方向に歯を動かします。

矯正用のワイヤーというのはバネのようなものなので、最初は結構強い力が加わって、後半では歯の位置も動くし、ばねの力も弱まって行きます。なのでワイヤー矯正というのは基本的にワイヤーが入った直後、調整した直後は結構痛くて、後半はあまり痛くない、そういう感じでそれを連続していきます。なので痛みの強い時期と痛みの弱い時期の波が激しいんですよね。

弓:ワイヤー交換したときには3日間くらいはほんとに痛くて痛み止め飲んでみたこともあったし、歯がなくても食べられるようなものばかりをを食べていました。

マウスピース矯正の歯の動かし方

松:それに対して、マウスピース矯正というのは、大体短いケースだと12枚とか、多い人だと100枚くらいのちょっとずつ形の違うマウスピースを作って、それを1週間に一度交換していって歯を少しずつ少しずつ動かしていきます。

ワイヤー矯正では1か月に1回形が変わって力がかかるところで、マウスピースだと1週間に1度マウスピースの形が変わって力がかかるという事になるので、1回にかける力が大体1/4以下で済むんですよね。

弓:一週間で0.25ミリ動かすって聞きました!少しずつ動かすので痛みが少なさそうです

松:しかもワイヤーのように手作業で行うわけではないので、術者の力加減で締めすぎちゃったというようなことが起こりにくくて、均一に必要なだけの力がかかります。なのでマウスピース矯正というのは結構痛みが少ないです

ワイヤー矯正だと、調整後1週間何も食べれないみたいなお話を聞きますが、マウスピース矯正ではそういう話はあまり聞いたことがありません。患者さんにどうだったかと聞いても全然痛くはないという人もいたりします。

弓:私は今なら確実にマウスピース矯正を選びます。

松:そうですよね、なのでマウスピース矯正であまりに痛みを心配されている方は、そこは結構安心してもらってもいいかなと思います。

【実体験】マウスピース矯正は痛くないのか?

弓:松島先生の実体験の話も聞きたいです

松:そうですよね!
極力フェアな情報を提示したいなと思うので、僕自身のなるべく実体験に基づく情報をお話ししますが、僕はマウスピース矯正をしていて、今も実際にしているんですが、正直ボチボチ痛いなと思いました。

弓:あら。やっぱり痛いですか。全然平気そうに見えました。

松:すごい痛いわけではないけど、ずーと歯に違和感あるなという感じの痛みがあります。僕は1度部分矯正をしていて、最近若干後戻りで歯列の乱れが気になったので、もう一度やっているんですが、1回目の時も今もやっぱり痛いなと思いました。

特にマウスピース矯正開始後 最初の1週間だけは痛いです。

もちろん全然ご飯は食べられますし、メニューも柔らかいものにしなくても大丈夫です。それくらいの感じなんだけど、地味ーな痛みがじわじわあるという感じです。そして、無意識にガツガツ噛んじゃうと痛い時があるのでちょっと噛むときに意識をしないといけないという感じですね。

弓:ワイヤーも痛くて噛み込めないので同じ感じですね

松:もちろん1週間経って新しいマウスピースに付け替えると、力がかかり始めるとちょっと痛くなりますが、まあ最初の1週間みたいに痛くはないので、この最初の1週間を頑張って乗り切ろうという感じですね。

弓:なるほど。マウスピース矯正もはじめはそれなりに痛みもあるのですね。

松:マウスピース矯正というのはその性質上、上下の歯にマウスピースをつけるんですよね。で、そうなると人間の歯って真っ直ぐ噛むわけではなくて、こうやって回転しながら噛むわけなので、マウスピースが入ると奥歯が強く当たるんですよね。なのでぐっと食いしばったりすると、奥歯に負荷がかかって痛い時があります。

もちろん食事の際にはマウスピースは外してもらう必要があるし、これで食べるわけではないので、良いんですが、最初の頃はマウスピースが気になって噛んでみちゃったりすると思うんですが、極力マウスピース同志で噛み続けないように注意はしていたほうが良いかなと思います。

そういった感じで、痛みの点でもワイヤーよりは軽度にすむマウスピース矯正ですが、やっぱり軽度でも痛みは辛いと思うので、こういう部分を理解していただき、極力痛みが出ないように治療を過ごしていただけたらと思います。

弓:ワイヤーよりも痛みが少ないというのは確かだと思うので痛みという点でも自分に合った方を選択してみてください

矯正期間は嫌なことも多いですが、治った後はすごく良いことが多い

松:治療中というのは痛いし、めんどくさいし、結構序盤に嫌なこと多いと思いますが、短い人だと3か月 長い人でも大体1年くらいするとかなり全体像としては歯並びがきれいになってきて、矯正したなという実感がわいて、やってよかったという風に感じると思います。

弓:はい。ワイヤーもマウスピースも綺麗な歯ならびという目指すゴールは同じですものね

松:脱毛とかエステでもそうだと思いますが、今の痛みが将来のきれいな口元を作ると信じて頑張ってもらえたらなと思います。

弓:姫路スマイルデンタルオフィスのスタッフは全員が矯正治療経験者なのでみなさんの悩みや不安なことにとても寄り添えることができると思います。

松:皆さんの歯列矯正への思いをサポートさせていただけたらと思っています。

ということで今日は『矯正と歯の痛み』という内容でお話しました。

また矯正にかかわらず歯医者について、気になることがありましたらぜひコメントで質問ください。

では今日はこれで終わります。
健やかにお過ごしください。
姫路スマイルデンタルオフィスでした。

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