全顎ワイヤー矯正

全顎ワイヤー矯正では、歯全体を大きく動かせるため、重度から軽度まで幅広い症例（歯並びや噛み合わせの状態）に対応できます。

患者様のお口の状態に応じた治療計画をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

費用・期間がかかる

歯全体を動かすため、前歯など特定の歯列を対象とした部分矯正と比較すると、費用がかかり、治療期間は長くなる傾向にあります。

正しい噛み合わせを確立できる

全顎矯正では正しい噛み合わせを確立できるので、お口の中のトラブルを予防したり、胃腸の負担を軽減したりする効果が期待できます。

対応可能な症例が多い

マウスピースを用いた矯正装置は、主に軽度な歯並びの改善に適しており、対応可能な症例が限られています。

本人の意識に関係なく治療が進む

またマウスピースの装着時間は１日20時間以上が理想とするため、患者様の意識が治療の進み具合に大きく影響します。

取り外し不可

ワイヤー矯正は矯正装置の取り外しができず、食事や歯磨きの際に不便を感じやすいです。

当院は「患者様の美しい笑顔を作ること」をコンセプトに診療をおこなっています。 患者様のお悩みに寄り添いながら、お一人おひとりに合った治療計画を立案いたします。

当院のワイヤー矯正では、矯正装置を歯の表側につける「表側矯正」と、歯の裏側につける「舌側矯正」をご用意しています。

いずれも見た目に配慮しながら、矯正治療に取り組める方法をご提案いたします。

ワイヤー矯正と聞くと「ギラギラした見た目が気になる…」と心配される方も少なくありません。

当院では、上の歯に白や透明なブラケット装置を使用した、目立たない矯正もおこなっています。

歯の裏側に矯正装置をつける舌側矯正は、口の中をじっくり見られない限り、矯正中だと分からないのが大きなメリットです。

見た目を気にされる方や、人前に出るお仕事が多い方に人気の矯正方法です。

初めに患者様のお悩みや疑問などを、じっくりお聞きします。 具体的な診療計画を知りたい場合は、そのまま検査に進むことも可能です。

レントゲン撮影、お顔や歯並びの写真撮影、歯型採りなどをおこないます。 必要に応じて追加の検査を実施することがあります。

検査結果をもとに、歯科医師が詳しい分析をおこない、治療計画を立案します。

検査結果をもとに、患者様に応じた治療方針や費用、期間などを丁寧にご説明します。

検査や治療計画の説明を受けたからといって、強制的に矯正治療をスタートさせることはありませんので、ご安心ください。 患者様にご納得いただいたうえで、矯正治療を進めます。

治療計画にご同意いただけた場合、矯正装置を装着して歯列矯正（動的治療）を開始します。

ご自宅でのケア方法についても丁寧にお伝えしますので、がんばって継続してください。

平均して月に１回のペースで通院していただき、歯の動きを確認しながら装置を調整したり、歯のクリーニングをおこなったりします。

治療の終了後は、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こらないように、保定装置（リテーナー）を装着します。 歯の位置が安定し、保定装置が不要になれば、矯正治療の完了です。